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ジャワ島で出土、クリアな水色に青と白、淡い斜め線ザイク芯玉　900-1100年頃

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『ジャワ島で出土、クリアな水色に青と白、淡い斜め線ザイク芯玉　900-1100年頃』はセカイモンでd811fddcから出品され、403の入札を集めて01月05日 16時 52分に、2246円で落札されました。即決価格は2246円でした。決済方法はに対応。宮崎県からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。

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ジャワ島で出土したモザイク芯玉で、A.D.900-A.D.1100頃の、クリアな薄い水色、やや濃い青、白、3色で胎を斜めに流れる、太めと細い線の樽型ビーズです。現地では、筋や斜め線ビーズといわれ、通称、ゼブラ（シマウマ）で、ジャワ玉を代表する1つです。
　クリアな薄い水色で厚みあるガラスに、表面近くに白ガラスを太く置き、徐々に白ガラスの幅を狭くし、廻して下で細い線にしています。やや濃いクリア青ガラスも太く、細い斜め線を描きます。こうした3色のモザイク・ケーン（棒）を用意し、ケーンを180度ほど捩じって芯軸に巻き、台の上で筒状に整え、1㌢前後に切断し樽形ビーズに成形と思われます。
　現地の研究書には、モザイク・ケーンの交易は完成ビーズよりも一般的で、域外から持ち込まれたのかもしれないと記しています。
ジャワ・ビーズの代名詞といえる、モザイク貼付玉、低い温度で製造したガラスの軸に、アイや放射などの紋様を施した薄い層を、用意されたモチーフ・ケーンから切り出し、胎に張り付けたビーズ（11，12枚め、参考）と、本品は異なり、クリアな薄い水色ガラスが、胎の芯軸にまで至っています。光を当てると（5，6枚めなど）、孔内部に水色が見えます。白や濃い青ガラスが水色ガラスに乗せらているため、白や濃い青は孔内部では見られません（9，10枚め）。
　本品のガラスには、低い融解温度でのガラス製造とビーズ制作を示唆する気泡が、ある程度見られ、数か所でやや大きめの気泡跡もあります。モザイク・ケーン作成時に斜めに引き延ばしたため生じたと思われる、細長い気孔跡も見られます。また、胎には、上の穿孔面近くから下の面近くまでの細い亀裂線が見られ、孔内部でも見られます（1，5枚め）。しかし、胎表面でも亀裂線による段差などは無く、胎の強度に問題はございません。
　本品は、クリアで落ち着いた薄い水色、アイ・モチーフの変形ともされる、太く細い斜線の白、細い線のやや濃いクリアな青という、穏やかな淡い良い色でまとめられています。穏やかな曇り空と9-11C頃の繁栄し落ち着いた宮廷を思い起こさせくれる、樽型ビーズです。
　樽型ビーズの壁も厚く強度もあり、ストラップなどに付け、穏やかな風合いのアジア・ビーズを味わっていだけるかと思われます。
サイズ：　高さ　約11㍉　幅　約12㍉　孔径　約5㍉弱　厚さ　約3…

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